AI顧問とは?
AI顧問とは、ChatGPTなどのAIを業務で使いこなせるよう、月額で継続的に伴走してくれる外部の相談相手のことです。社内にAIにくわしい人がいなくても、「この業務、AIでラクにならない?」と気軽に聞ける窓口を月額で持てるサービス、と考えると分かりやすいと思います。
2026年現在、AIの世界は数ヶ月単位で新しいツールや機能が登場しています。「一度使い方を覚えたら終わり」ではなく、変化に追いつき続けることが求められる時代になりました。そこで注目されているのが、この「AI顧問」という形です。
この記事では、AI顧問の役割・費用の目安・向いている会社/不要な会社・選び方のチェックリストを、専門用語を使わずに解説します。
「顧問税理士」と同じ発想です
多くの会社には顧問税理士がいます。なぜでしょうか。税金のルールは毎年変わり、自分で全部追いかけるのは現実的ではないからです。だから「税金の変化に追いつく係」を外部に持ち、毎月少しの顧問料を払って、必要なときに相談できる状態を保っています。
AIもまったく同じ構図になってきています。
- 税金のルール → 毎年変わる → だから顧問税理士がいる
- AIのツールや使い方 → 数ヶ月ごとに変わる → だから「AIの進化に追いつく係」が要る
社長やスタッフが本業のかたわらでAIの最新情報を追いかけるのは、正直かなり大変です。その「追いかける仕事」を外部にまかせて、自社は「使うことだけ」に集中する。これがAI顧問の基本的な考え方です。
AI顧問がやってくれること
サービスによって内容は異なりますが、AI顧問が提供する典型的なサポートは次のとおりです。
| サポート内容 | 具体例 |
|---|---|
| 相談対応 | 「この業務、AIでできる?」「この使い方で合ってる?」に都度答えてくれる |
| プロンプト作成 | 新しく始めたい業務向けに、コピペで使えるAIへの指示文を作ってくれる |
| 最新情報の選別 | 大量のAIニュースから「あなたの会社に関係あるものだけ」を選んで届けてくれる |
| 社内展開の支援 | スタッフへの広め方、使い方ルールづくりの相談に乗ってくれる |
| つまずきの解消 | 「うまく答えが出ない」「途中でやめてしまった」を立て直してくれる |
ポイントは、どの項目も「一度やって終わり」ではなく毎月続くことです。AI活用は導入した直後よりも、その後の数ヶ月で「使い続けられるかどうか」が分かれます。その時期に相談相手がいるかどうかが、定着率に大きく影響します。
AI顧問の費用の目安
AI顧問の費用は、サービスの規模や内容によって幅があります。おおまかな目安は次のとおりです。
- 個人事業・小規模事業者向けのサービス:月1万円前後から
- コンサルティング会社による本格的な支援:月数万円〜数十万円
高額なサービスは、社内研修の実施や経営戦略への組み込みまで踏み込むことが多く、ある程度の規模の会社向けです。一方、月1万円前後のサービスは「気軽に相談できる窓口を持つ」ことに重点があります。
金額よりも大事な比べ方
- 毎月何をしてくれるのか(相談回数・作成物・情報提供)が明確か
- 自社の規模・使い方に対して過剰すぎないか
- 最低契約期間や違約金の有無(やめやすさ)
「月額が安いか高いか」だけで選ぶと失敗しやすいので、上の3点をセットで確認するのがおすすめです。
AI顧問が向いている会社・不要な会社
AI顧問は万能ではありません。正直に、向いている会社とそうでない会社の両方をお伝えします。
向いている会社
- AIを使い始めたが、相談相手が社内にいない会社
- 「最初は使っていたけど、だんだん使わなくなった」経験がある会社
- 1つの業務でうまくいったので、他の業務にも広げたい会社
- AIの最新情報を自分で追いかける時間がない社長・スタッフ
不要な会社
- 社内にAIにくわしい人がいて、すでに自走できている会社
- まだAIをまったく使っていない会社(顧問の前に、まず初期導入が先です)
- AIを使う業務がほとんどない会社(無理に契約する必要はありません)
特に「まだ何も始めていない」段階なら、月額の顧問契約より先に、一度きりの導入支援で基盤をつくるほうが費用のムダがありません。顧問はあくまで「使い始めた後の伴走役」です。
AI顧問はどう選べばいい?チェックリスト5つ
AI顧問サービスを検討するときに確認したいポイントを5つにまとめました。
✅ ① 専門用語を使わずに説明してくれるか
最初の相談で「トークン」「API」などの言葉を説明なしに連発するサービスは、契約後のやり取りもしんどくなりがちです。自社の言葉で話が通じるかを最初に確かめましょう。
✅ ② 解約しやすいか
最低契約期間や違約金の有無は契約前に必ず確認しましょう。「いつでもやめられる」サービスは、裏を返せば毎月価値を出し続ける自信があるということでもあります。
✅ ③ 「導入だけ」で終わらない設計になっているか
毎月の提供内容(相談回数・作成物・情報提供など)が具体的に書かれているか確認しましょう。「サポートします」としか書かれていない場合は、何をしてくれるのか質問してみてください。
✅ ④ 自社の業務に合わせた提案をしてくれるか
「うちは建設業ですが、何に使えますか?」という質問に、具体的な業務名で答えられるかどうか。一般論しか返ってこないサービスは、契約後も一般論のままになりやすいです。
✅ ⑤ 相談の方法が自社に合っているか
Zoomのみ・チャットのみ・メールのみなど、サービスによって相談手段は異なります。自分たちが続けやすい方法で相談できるかを確認しましょう。
ラタトスクのAI顧問プラン
ラタトスクでは、まずAI業務整理・導入パック(¥30,000・税込・買い切り)で、業務ヒアリング・棚卸しから優先する1業務を決め、AI設定・プロンプト作成・マニュアル・レクチャーまでを一度に整えます。
その上で、希望される方向けにAI顧問プラン(定着・改善サポート/月額¥10,000・税込)をご用意しています。内容は次のとおりです。
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 定着確認 | 月1回、実際に使えているかを確認(Zoomまたはチャット) |
| 改善・プロンプト調整 | 使いにくい箇所を月1件改善 |
| 相談対応 | 新しい困りごとの相談・スタッフからの質問整理 |
| 解約条件 | いつでも解約OK・違約金なし |
顧問プランは任意です。導入パックだけで自走できそうなら、無理におすすめすることはありません。「導入したのに使われなくなった」を防ぎ、現場で使われ続ける状態を守る伴走役として使っていただく想定です。
よくある質問
Q. AI顧問と一度きりのAI導入支援は何が違いますか?
A. AI導入支援は、最初の設定やプロンプト作成をまとめて行う「一度きり」のサービスです。AI顧問は、その後も毎月継続して使えているかを確認し、使いにくい箇所の改善や新しい困りごとの相談に乗る「継続型」のサービスです。導入がスタート地点、顧問はその後の定着・改善の伴走役という関係になります。
Q. AIにくわしい社員がいなくてもAI顧問を頼めますか?
A. はい、頼めます。むしろ「社内にAIにくわしい人がいない」会社ほどAI顧問が役に立ちます。専門用語を使わずに説明してくれるか、実際の業務に合わせて具体的に教えてくれるかを、契約前の相談で確認しておくと安心です。
Q. AI顧問の契約はすぐに解約できますか?
A. サービスによって異なります。最低契約期間(半年〜1年など)や違約金があるサービスもあるため、契約前に必ず確認してください。ラタトスクのAI顧問プランは月額¥10,000(税込)で、いつでも解約でき、違約金はありません。
Q. AI顧問の費用はいくらくらいかかりますか?
A. 個人事業や小規模事業者向けのサービスは月1万円前後から、コンサルティング会社による本格的な支援は月数万円〜数十万円まで幅があります。金額よりも「毎月何をしてくれるのか」「自社の規模に合っているか」で比べることが大切です。
まとめ
AI顧問についてまとめます。
- AI顧問とは、AIを業務で使いこなせるよう月額で継続的に伴走してくれる外部の相談相手のこと
- 顧問税理士が「税金の変化に追いつく係」であるように、AI顧問は「AIの進化に追いつく係」
- 費用は小規模向けで月1万円前後から、本格支援は月数万〜数十万円まで幅がある
- 向いているのは「相談相手が社内にいない」「使い続けられるか不安」な会社。すでに自走できている会社には不要
- 選ぶときは「専門用語なしで話せるか」「解約しやすいか」「毎月の提供内容が具体的か」を確認する
「うちにAI顧問は必要?」という段階のご相談も歓迎です。話を聞いた結果「導入プランだけで十分ですよ」とお伝えすることもあります。まずは無料相談からどうぞ。